ポイント(7)地域ビルダーの見分けができる人
本物の“地域密着ビルダー”を探そう!
今、地域ビルダーや工務店が見直されています。最近の雑誌には、『優良工務店をどうやって探すか?』 『良い工務店・悪い工務店の見分け方』 などの記事が増えています。
なぜ、工務店が見直されているのでしょうか。
それは、大手ハウスメーカーの考える家づくりと、家を建てようと思う人たちの考えに、大きなギャップが出来ているからです。つまり、大手ハウスメーカーの家は非常に高いのです。
何度も言うように、ハウスメーカーは経費がかかるため安くすることができません。そのため、営業マンは、難しい客とお金の無い客は相手にしないのです。
その点、工務店はどんなお客さんでも大切にします。至れり尽くせりとまではいきませんが、きちんと相談に乗ってくれるでしょう。
しかし、営業の訓練や接客方法など勉強したことも無く、泥臭い所があります。ハウスメーカーの営業マンと比べたら、かなり劣るように感じるかもしれません。しかし、いい所もたくさんあります。見た目や対応だけで判断せず、その会社と一生付き合っていけるかどうかを見極めることが大切です。
◇『地域密着工務店』 と 『ただそこにいるだけの工務店』 の違い
努力に努力を重ねた工務店だけが、『安くていい家』 を建てられる。
『ローコスト住宅』 と言う言葉を耳にしたことがあると思います。一昔前までは、『安かろう悪かろう』 と悪いうわさが多かったと思います。しかし、現在では本当に安くていい家を 『ローコスト住宅』 と呼ぶようになりました。
『いい家は高くて当たり前』 という工務店があります。本当にそうでしょうか?その情報の発信源がどこなのか観察してみてください。『いい家は高い』 と言っているのは、高い家をつくっている人だけなのです。そして、『安かろう悪かろう』 と騒いでいる人たちもまた、同じ人たちが口にする言葉なのです。
何の努力もせずに、家は高いとあきらめている工務店が本当に地域密着だとは私は思いません。家をつくるシステムを合理化すれば、同じ仕様の建物でも、30%は安くできることが、実は立証されているのですから…。
◇こんな会社を探してください。
今、地域ビルダーや工務店が立ち上がり、消費者に 『安くていい家』 を提供したいと願い、努力しているグループが全国で数多く誕生しています。
そうです。新価格破壊が起こっているのです。今より巷に出回っている価格より安い坪単価価格が、業界の標準価格(適正価格)になるはずです。
『いい家は高い』 という間違った考えは捨ててください。
ところで、なぜこのような会社が次々に誕生しているのでしょうか?新価格が可能になったワケをほんの少しご紹介します。
- 流通経路を見直し、中間マージンをカット。
- 徹底した標準化。合理化を行い、無駄な労務費を削減。
- 機械化により、大幅な工期短縮に成功。
- 設計施工のシステムを確立。
- 展示場やカタログに多額の経費をかけない。
などがあります。
木造住宅では、プレハブメーカーのような合理化は不可能と言われてきました。しかし今、そのプレハブメーカーの合理化の仕組みを解明し、コストを削減する方法が確立されているのです。
このことを知っていただければ、あなたの家づくりは成功します。
もう、家づくりに無駄なお金を使うことはやめてください。
家づくりが人生の最終目標ではないのですから・・・。
さいごに
「お母さん、ただいま~」、「おかえり~」。
親子の元気な声が聞こえます。きっと家づくりに成功されたご家族でしょう。
あなたも、こんな会話が出来ることを信じて家づくりを成功させてください。
楽しい家づくりができることを心よりお祈りいたします。